髪々の宴

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TRPGのことについて色々書いたりなんかします

ダブルクロスのキャラメイク④

とうとう4回目である。
というわけで今回からエフェクトの組み方に入らせていただきます。
なお、サプリメントを導入すると大変なことになるため基本1,2。
ウロボロスまで説明したいので上級、ICも含め説明します

④エフェクトの組み合わせ方(基礎)
まずは基本から。
エフェクトを組み合わせるために必要な条件は
  • タイミングが同じである(「タイミング:メジャーアクション」なら「タイミング:メジャーアクション」のエフェクトとしか組み合わせることができない)
  • 技能が同じである(「技能:〈射撃〉」なら「技能:〈射撃〉」としか組み合わせることができない。ただし「技能:-」はタイミングさえ一致していれば「技能:-」同士での組み合わせ可能
  • 効果本文に「組み合わせできない」と書かれていない
以上の3点が基本となる。
ただし、例外も存在しており、「技能:シンドローム」と書かれているものはどのタイミングが一致していれば組み合わせができる。ただし「技能:シンドローム」はそのシンドローム内のエフェクトとしか組み合わせることができない
例えばサラマンダーのエフェクト《冷気の鎌》は同じサラマンダーのメインアクションに行えるエフェクトとなら組み合わせることができるが、サラマンダー以外のエフェクトに組み合わせることはできない。
どうしても組み合わせたい場合は
(《冷気の鎌》+《サラマンダーエフェクト》)+《その他シンドロームエフェクト》
となるように同一シンドロームのエフェクトをコンボの中に組み込まなくてはいけない
難しく考えず、「技能:シンドローム」と書かれたものをコンボに組み込む場合は同じシンドロームからもう一つ、「技能:シンドローム」以外のエフェクトを組み込めばよい

それとエフェクトは組み合われば組み合わせるほど範囲などが変化する
範囲は
シーン=シーン(選択)>範囲=範囲(選択)>n体>単体>自身
の順で狭いほうが適用される。
なのでシーン攻撃のエフェクトに単体攻撃のエフェクトを混ぜるとせっかくの範囲攻撃が単体攻撃に変わってしまうので注意すること。
射程も同じように短いものが優先で適用される。
難易度も基本的には難しいものが優先されるが、[対決]が難易度のものが入っていた場合は強制で[難易度:対決]に変更されることも覚えておこう

なお、組み合わせで「素手のデータを以下のように変更する」と書かれているものはデータを合成して、強力な能力に変更できることも覚えておくとよいだろう
例えば《破壊の爪》+《骨の剣》を同時に使用すれば
攻撃力:破壊の爪相当、ガード値:骨の剣相当
素手データに変更できるわけだ。
もちろん射程距離も変更できるため、
《破壊の爪Lv1》+《骨の剣Lv1》+《一角鬼Lv1》ならば
攻撃力:9
ガード値:6
射程:5m
素手データが出来上がるというわけだ

他には組み合わせできないものとして矛盾が生じるものは組み合わせることができない
例えば「ガードを行う」と書かれているものと「ドッヂを行う」と書かれているものは回避と防御を両立できないため、組み合わせができない。
同じく「白兵攻撃を行う」と「射撃攻撃を行う」と書かれているものも組み合わせができない

なお、ここに書いたことはルールブック①の250P【エフェクト】の項目に書かれている。経験者でも素手組み合わせを知らなかったことがあるのでしっかり読み込もう。

次回に続きます