髪々の宴

髪々の宴

TRPGのことについて色々書いたりなんかします

遊んだTRPGを紹介①

動画でもちらっとやったけど、尺に追われてしっかり語れなかったのでここで語る。
タイトルにサイトのリンクも貼っているので興味があれば見に行っていただきたい。

アサルトエンジン
ルールブックの値段:無料
初心者向けのTRPG。簡単なのでこれからTRPGやってみたいという人向け。
プレイヤーはアサルトエンジンという学園機関に所属するハイランダーとなり、事件を解決していくといった内容。
ハイランダーはシークエンスと呼ばれる能力があり、キャラメイクの際はシークエンスを決定することになる。これにより、戦士系、盗賊系、魔法使い系、僧侶系に大きくキャラが分けられることになる。
判定は1d100を使用する。
能力値が44%等の%になるため、その判定値以下の数字を出せば成功といった形。
クリティカルとファンブルはどちらもゾロ目。
判定に成功、なおかつゾロ目⇒クリティカル
判定に失敗、なおかつゾロ目⇒ファンブル
となる。
ニコニコではクトゥルフから入るTRPGプレイヤーが多いため、そういった方にオススメしたいTRPGである。

システムのキモはウィルシステム
PC達にはそれぞれウィルと呼ばれる力があり、このウィルこそがハイランダーたる証となる。
ウィルを使用することで
・攻撃時のダメージの増加(パンプアップ)
・防御時のダメージの減少(アゲンスト)
・失敗した判定の桁一つを振り直し、変更する(リロール)
・判定の成功率をあげる(サクセス)
・再行動(アディション)
を行うことができる
このウィルを獲得するには他人の判定に任意のウィルを賭ける必要がある
例えば4点のウィルを賭け、判定に成功してもらえば4×2のウィルをもらうことができる。
ただし判定に失敗すると、賭けたウィルは没収となる
判定に普通に失敗する分には『リロール』で成功させることができるが、ファンブルすると問答無用で没収になるため注意が必要だろう。

このシステムのおかげで公式リプレイでも『ざわ・・・ざわ・・・』といった文章や、『ちょっとATM行ってくる』といった名言が生まれたため、福本エンジンと呼ぶ人々も存在する。

ただ無料のためか、キャラメイクの幅が狭くテンプレになることが多いため
慣れた人だと物足りなく感じることがあるかもしれない。
逆に言うと初心者は選択肢の幅が狭いため、スキル制のTRPGの入門としてプレイするにはいいかもしれない

アリアンロッド2E
ルールブック:①777円②945円
初心者向けのTRPG
剣と魔法とご都合主義。判定が簡単なため初心者向け。
世界観が王道ファンタジーなため、想像しやすいのも利点。
プレイヤーは冒険者となり依頼をこなしていく話が多いため、シナリオを作りやすい。
キャラメイクは種族⇒職業⇒ライフパスで完了する。
レベルという概念はあるが、スキルで強くなるタイプのゲームなのでネットゲームのラグナロクオンラインや、DSソフトの世界樹の迷宮に近い世界樹の迷宮TRPGとして存在するが)
ギルドというシステムもあるので、ラグナロクのほうが近いかもしれない。

ダブルクロス3rd
ルールブック:①②各882円
邪気眼TRPG。どちらかというと中級者向け。
内容は現代社会より先の未来。レネゲイドウイルスに侵され超人のような力を手に入れたオーヴァードとなり、事件を解決するというもの。
舞台が現代社会よりなのでファンタジー等が苦手な人でも入りやすい。
シンドロームを選びキャラを作成するのだが、シンドロームの選択の幅が広く既存の版権キャラならほぼ確実に再現できる(現にニコニコには東方キャラの再現動画が存在する)
レベルという概念がなく、経験値でエフェクト(スキルのようなもの)を取得するタイプ
判定が無限上方ロールのため、初心者は混乱しやすい。
ただし、誰か経験者がいればそれほど難しくはないだろう。
特徴は「あいつのために負けるわけにはいかないんだ…!」といった少年誌ヨロシクの展開をサポートするロイスシステム
エフェクトを組み合わせて自分のオリジナル必殺技を作ることができるコンボシステム
ここに上記した、大抵の版権キャラを再現できるという部分が異常な自由度を作り出す要因になっている。
その溢れる自由度のため、ゲッターと十傑衆とニンジャとイナズマイレブンが力を合わせて冒涜的な生物を打ち倒すような卓も生まれたりする
ゲームバランスはお察し下さい(笑)

次回はSW、サタスペアルシャードなどを紹介できたらイイナー