髪々の宴

髪々の宴

TRPGのことについて色々書いたりなんかします

TRPG聖杯戦争①

三月に行なったTRPG聖杯戦争のログを軽く編集して公開

GM:もこもこさん
PL:みれいさん、ささのはさん、ネクラさん、バヤリスさん、逆鱗さん、コマ太郎さん、私
英霊のクラスはランダムで決定。

英霊が決定する前に決めていた方針は
セイバー、キャスター、バーサーカーが来たら"悪の限りを尽くして全員殺すスタイル"
他が来たら同盟組んで"主人公の座を奪うRPをする"と決めていました。

決まったクラスは『ライダー』
これで方針は『主人公の座を奪うRP』に決定。

さて、この聖杯戦争の結果やいかに?

これは一人の脇役が主人公を目指す物語

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日本 某県 間原市―
田舎というには人が多く、都市かと問われれば首をかしげることになる、そんな街。
特に目立った事件もなく、多くの人々が平和に暮らしている街。
しかし。
その街には魔の手が忍び寄っていた。
聖杯戦争。万物の願いを叶える"聖杯"を奪い合う争い。
新たな聖杯の器が発見され、間原市で行われることとなった
……のだが、どうにもその"聖杯の器"はおかしいらしい。
生きている人間が聖杯の器らしいのだ。
そして事件を知らぬ平凡な街には7人のマスターが終結する。
生きている人間が聖杯の器だろうと、それが偽杯だろうと関係ない。
ちっぽけな人間一人分の願いをかなえるには十分な力を持っているのだから。
かくして間原市での聖杯戦争は幕をあけるのである。

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―オープニング―

間原市某所――――
そこは一見すれば中流家庭が暮らす、ごく普通の家
薄暗い部屋の中、振り子時計の音がコチコチ…と音を立てる。
部屋の中心には魔方陣。魔法陣の正面には一人の青年の姿があった。
「絶対生き返らせてみせる…
   戦いに勝ち抜くのは無理だってわかってる。
        でもやらないわけにはいかないんだ…」..

そう、彼は呟いた。
その表情からはまるで『必死に逃げ道を探す子供』のようであった。
召喚の儀まで時間は数刻も残されていない。
儀式に必要な供物も手に入れた。
儀式に必要な知識も手に入れた。
あと必要なものは――――呪文を唱える勇気だけだ。
脳裏に過ぎるのは轟々と燃え立つ炎―――
紅い紅い紅い景色―――
一瞬吐き気が襲うが、それをこらえる
時計が刻を告げる声を上げる。
彼は意を決し、呪文を唱える。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師エリファス。
  降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」..
みたせみたせみたせみたせみたせ
 「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。..
繰り返すつどに五度。
  ただ、満たされる刻を破却する」
「―――――Anfang」..
「――――――告げる」
「――――告げる。
  汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
  聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」..
「誓いを此処に。
  我は常世総ての善と成る者、
  我は常世総ての悪を敷く者。..
汝三大の言霊を纏う七天、
  抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」..
部屋に、光が満ちた――――――

「な…君は…」

     「問おう、貴方が私のマスターか?」

            ―――――――――戦いが始まる

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自分が生を受けた家は、昔から代々続く魔術師の家系だった。
ルーン文字を用いた魔術。「ルーン文字」を刻むことで魔術的神秘を発現させる。
オーソドックスな魔術系統だが、幅が広く、我が家系ではルーン文字の組み合わせによる研究を続けてきた。
だが、俺はそのルーン魔術が酷く苦手だった。
魔術回路の数こそ"妹"に引けをとらなかったものの、自分が跡継ぎとして見られていなかったのはこれが原因だろう。
自分とは違い"妹"は天才だった。
このまま成長していけば、まず間違いなく刻印を継ぐのは彼女だった。
ソウ、イキテサエイレバ――――

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聖杯戦争1ターン目―

間原市 墓地―――
そこに二つの動く影があった
「よし、そろそろ行こうか」
そう言葉を発したのは赤毛の青年。
歳は高校生くらいだろうか?
「もういいの?私はもうちょっとここにいてもいいと思いますけど?」
そう、黒髪に白いコートを羽織った少女が告げる
この暑い日にその服装は、周りから見ても暑苦しさを増すだろう
だが、彼女は汗一つかいておらず暑がる様子はない
「いや、ここは霊地だ。とどまり続けると他のマスターも来るだろう」
「それこそチャンスじゃないですか!私がズババーっとやっちゃいますよ!」
「無理だろ…自分の能力を自覚してくれよ」
「む、無理ってなんですか!無理って!」
「能力値は高くてもBランク程度。白兵戦でもやられたら即御陀仏」
「信じないとは言わないけど、流石に不安があるんだよ」
「くっ、酷いですね…」
「酷いと思うなら能力値をもっとマシなものにしてくれ…」
「そんなこと言われても私の戦った記録とか誰も知らないんですもん!無理ですよ!」
「はぁ…そこが問題なんだよなぁ…」
「とにかく、まずは"中央霊地"にいくぞ」
「弱いなら弱いなりになんとかしないと」
そう言い彼は歩き出す
「はぁ、もう少し信頼してくれてもいいと思うんですけどねぇ」
彼女も彼の後ろを歩きだし、スッと姿を消す。
霊体化――聖杯戦争におけるサーヴァントが持つ特殊能力
「信用はしてるが、強さが信頼に値しないんだよ…」
青い匂いを乗せて風が吹く
風は墓に添えられた花を揺らす。

この時、この聖杯戦争でいくつもの試練が舞い降りることになることを
彼は知る由もなかった―

移動:墓地⇒中央霊地
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轟々と炎が燃え上がる。
炎を見つける自分の元に、這いずるようにソレはやってきて自らの身体に刻印を刻む。
代々続いた魔術の家系は、こんなにもくだらなく、
あっさりと途絶えるのだろうかと思うと
驚きよりも先に笑いがこみ上げてきた。
その日は、妹の卒業式だった。
妹に期待していた両親が、
彼女を溺愛するのは世間一般の親を見ていればなんとなくわかる気がした。
魔術師として生きている。
だが、魔術師であることを世間に知られぬよう秘匿していた。
とどのつまり、過保護な親を演じているつもりだったのかもしれないが
今となっては知る由もない。
妹の卒業祝いといい、彼らは出かけていった。
俺は自分が魔術師として跡継ぎになれないことはわかっていたし、
それならそうで別の道を探そうと模索し、
反発し――――
まぁ、世間一般から見れば"反抗期まっさかりの不良"ってやつだったのだろう。
跡継ぎ問題なんてなければ妹を可愛がっていたかもしれない。
くだらない意地だった。
その日、彼らは
カエラヌヒトニナッタ――――

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聖杯戦争2ターン目―

聖杯戦争2ターン目

中央霊地――――
ここは戦闘行為は認められていない唯一の安息の地
「うーん、安全策で動いて待ってみたけど何も進展なしか」
彼は使い魔を戻し、呟く
「やっぱり突撃すべきですよ!こうバーンっていって!」
「いや、お前が強ければそれでいいよ?でも実際三騎士に遭遇したらどうなるよ?」
「負けます!」
そんなとき、中央霊地で一人の男がやってくる。
「お前は今回のマスターの一人のようだろ、常識的に考えて」
二人は身構える様子もなく、目を向ける
「あぁ、マスターの 内海隼人(ウツミ ハヤト)だ」
「ライダーでっす!」
「短い付き合いになるだろうが、よろしく頼むだろ。俺はみての通りここの霊地で参加者のサポートに努めているだろ。ここでの戦闘はご法度だからな」
「もう少し待ってみてもいいと思うだろ。情報交換にはうってつけの場所だからな」
「あぁ、そうするよ。」
「えー、まだ待つんですか!?このままじゃ私達、主役になれませんよ!?」
「主役は後から出ていくもんさ。まずは情報戦。せめて三騎士の持ち主がわからないとうかつなことはできないしな」
「そうだろ。この戦争は情報が命だ。迂闊に出れば命を落とすだけだろ、経験者的に考えて」
「へぇ、経験者なのか?アンタ」
隼人は男を見上げる
「昔、な。その時の相棒と今もそれなりに腐れ縁でやってるだろ。……大それた願いも、なかったもんでな」
「!?―――相方って…サーヴァントが現世に残ってるのか!?」
隼人は驚き立ち上がる
「ああ。今もここにいるけど気難しくてな。ここで喧嘩吹っかける奴でもいなければ出てこないだろ」
「だ、そうだ。お前絶対喧嘩売るなよ?」
「いやだなぁ。売るわけないじゃないですかー…」
「しかし驚いたな……。サーヴァントが聖杯戦争以降も残っているだなんて…」
「まあ、サーヴァントの受肉に聖杯を使う馬鹿なんてそんなにいないだろ、願い的に考えて」
「さぁ、どうだろうね?」
隼人は笑みを浮かべる
「とりあえずお喋りするのも疲れるし、少しここで休ませてもらうよ。
 ライダー、一応霊体化して周囲に気を配っていてくれ」
「はーい」
返事と共にライダーは霊体化し、姿を消す――
「というわけで、俺は大体ここにいるからな。もし負けて殺されそうになったらここに逃げてくるといいだろ。
 回復なんかもしてやれるからな。まあ仲好くやってくれだろ」
その言葉に隼人はひらひらと手をふり了承の意を告げる
そしてそのまま、寝転がりまぶたを閉じた――――

行動:その場で待機
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彼女の日記を見つけた。開かなければよかったのに開いてしまった。
そこには自分に対する想いがあった。
跡継ぎなんて気にしていたのは自分だけだった。
あまりにもくだらない自尊心。
あまりにもくだらない意地。あまりにもくだらない―――
それは限られていた時間を、無残にも奪い去っていて―――
もう一度、会いたかった―――
もう一度、触れたかった―――
ただ一度、謝りたかった―――
探し始める。
彼女にただ一度、会うための方法を―――
――――――そして辿り着く。
――――――どんな願いでも叶える聖杯
――――――皮肉にも、それは自らが育ってきた街で行われていた。
――――――皮肉にも、それに関する資料はすでにしっかりと集められていた。
――――――皮肉にも、それに参加するための準備は終わっていた。
恐らくは親父か、"妹"か。
どちらが参加することになっていたのかはわからない。
叶えたかった願いなんて知る方法はない。
だが、これだけはハッキリしている。
――――彼女に会う方法は
――――これしかない。

心の中にあるわだかまりを無理やり押し込め
彼は、聖杯戦争に身を投じた――
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聖杯戦争3ターン目―

中央霊地――
「ひゅぅ~、ここが中央霊地かぁ~。なかなかいいとこじゃない?ピクニックとか楽しそうね」
(マスター、人がきましたよ)
「おっけ、っと。
 どうも、はじめまして。可愛らしいお嬢さん」
(ライダー、一応警戒しておいてくれ)
人の気配に気づき身体を起こす。
戦闘行為が禁止されている場所とはいえ、油断はできない。
もし"アサシン"がいるならこちらが行動を起こす前に首を撥ねられてしまう可能性も無いとは言えないのだ。
「内海隼人(ウツミハヤト)だ。こっちがライダー。
 こんな非戦闘地帯に戦いが起きる前に来てるんだ。なにかあるんだろ?」
こちらの目的は三騎士打倒のための戦力増強。わざわざ非戦闘地域に来るような相手なのだ。
十中八九、自分と同じように共闘する相手を探しているのだろう。
「あら、内海さん、そしてライダーさん・・・ああ、聖杯戦争関係の方?」
「あぁ、アンタもそうだろ?」
(サーヴァントの姿が見えないな…一応警戒しておくか)
「ええ、そうよ。で、なにかしら?私に何か用でも?」
「まぁ、用はあるんだがその前に聞いてもいいかな」
「いいわ」
この聖杯戦争には特殊なルールがある。
『自分の聖杯への願いを相手に伝えること』
誰が決めたのかはわからないが、面倒なルールだ。まぁ、メタな話をしてしまうと『TRPGのルール』なので仕方がないのだが。
少女は黙り、何かを思案しているようだ――
「先に俺の願いを告げよう。俺の願いは『死者の蘇生』だ。シンプルだろ?」
「はぁ、つまらない願いですよねー」
その言葉にライダーが口を挟み茶化してくる。
「黙ってろ」
「死者の蘇生……なかなか面白いこと言うわねえ」
「できるかどうかはわからないけどな」
実際、できるかどうかはわからないがやらないわけにはいかないだろう。
隼人の願いを聞いた少女は真剣な眼差しで自分の願いを口にした。
「そうね、私の願いは・・・」
その次の言葉を聞いたことを、俺は激しく後悔し、そして――結果として感謝することになる。

「この日本を忍者帝国にすること」

「……はい?」

シリアスさんがアクセルを全力で踏み抜き、その場から消え去った――

「ちょっとまて、いまなんて言った?」
「聞こえなかったでござるか?忍者帝国よ、忍者帝国」
無意識にすぅ…と息を吸い込み両手を顔にあてて俺は叫んだ。

「コイツ馬鹿だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

「あ、さっきの口調は忍術のひとつでござる。『忍法清楚お嬢様』」
「忍法ってなんだよ!魔術師じゃないのかよ!意味わからねぇよ!」
いや、一応知識としては知っている。仙術に似た忍術という魔術の存在――
もちろんそんなものを使う魔術師になんて出会ったことはないが。
「我は忍者であり、魔術師でもある。つまりはそういうことでござる」
「あー、くそー、そういうことかー。ライダー。お前じゃ警戒しても無理だ。絶対みつけられねぇ」
そして、彼女が忍者だと分かった今。ライダーの警戒は無意味なものだと決定してしまった。
聖杯戦争において英霊は供物を捧げることである程度選択することができる。
そして英霊次第によってはクラスも選択できるだろう。
そう、恐らく彼女のサーヴァントは"アサシン"
まだ想像でしかないが、確信にも似たなにかを感じる――
「はぁっ!?何言ってるんですか!?サーヴァントがいるのはわかってますよ!見つけられますよ!」
「無理無理無理、ていうかこいつなんなんだよぉ……。
 ここにいればまともな協定結べるかと思ったのに…くはぁ…」
頭が痛くなってくるが、キチンと確認はしておこう。
「あー、おっけー。おっけー。お互い目的を確認しよう」
「承知したでござる」
「俺、同盟、組むため、ここ、きた。」
「Do」
「you」
「アンダスタン?」
軽く冗談混じりに聞いてみる。もうシリアスさんなんていないのだ。これくらい問題ないだろう。
「??すまん、英語の評価が1でござるゆえ、意味がわからぬでござる」
相手はその斜め上を行っていた。シリアスさん、バイバイ。
「ちくしょう!やっぱり馬鹿か!前半日本語だろ!俺は同盟相手を探してここにきたの!お前はどうなんだっていうの!」
「えーと、どぅーゆーあんだすたん・・・」ケータイポチポチ
「理解できてますか?だ!ていうかお前も名乗れ!いい加減呼びにくいんだよ!」
「ああ、これは失敬であったでござる。我の名はサクラ・S・ガルフォード。」
忍者だと名乗ったくせに名前も斜め上だった――
が、サクラという名が俺の頭をガンと揺らす。

そう、皮肉にも『生き返らせようとしている人間と同じ名を持つ少女』と出会ってしまった。
出会ってしまったのだ――

思考を悟られまいと、彼女にもう一度目的を聞き直すことにする。
「サクラ、ね。で、サクラはどうしてここにきたんだ?」
「用もなくフラッと立ち寄っただけでござる。『忍法暇つぶし』といったところでござるな」
おい、忍法安すぎないか?魔術関係なくないか?
「はぁ…そうですか。とりあえずお前みたいなのもいるってわかっただけでも十分だわ」
「では私も聞いてもよいでござるか?内海殿もどうしてここに?」
「さっき言っただろ。一緒に戦う仲間を探してる。死者の蘇生っていう願いはあるけど、ぶっちゃけ叶わなくてもいいしな」
実際叶うかどうかもわからない願いだ。参加しておいてなんだが、まだ迷いがある。
それに昔の聖杯戦争の記録を調べる限り、ろくなものではない可能性が高い。
「ただ、聖杯が人だって話を聞いたからそれが気に食わないっていうのもあるけど」
「んん?我にはさっぱり分からぬでござるが……」
「あぁ、わかりやすく一言で言うと『最後の二人になるまで一緒に戦ってくれるやつを探してる』んだ。
 お前だって一人で戦うより二人で組んで、効率よく戦ったほうがいいと思うだろ?」
「フム、我にとっても悪くない選択肢といえるでござるな」
「だろ?」
「よかろう、内海殿。我と一緒に戦ってくれ」
「はぁ、OK。ただし裏切りはなしだ。忍者なんだから裏切るとかありえないだろ?」
「我の忍法に『裏切り』などないでござるよ」
「OK。商談成立。これからよろしく頼むぜ。サクラ」
「よろしく頼むでござる」


そう答える少女に、俺は彼女を重ねていたのかもしれない――
俺の、いや、"俺達"の聖杯戦争は、ここから始まったのだ。







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             ヾヘ `丁 ̄´ソ   f¨´   〈     ノ:.:/リ
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            _/ !  〕 ソ` ¨^´!i/ 〉
               /У/`====レ’
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            ../ / / ./ノ   ゝ- ’

       ┏──────┳───────────────────┓

       │ ライダー   │ レベル:5(下手すれば人に負ける)      │
       ┣──────╋───────────────────┫
       │ 真名      │            不明             │
       ┗──────┻───────────────────┛
            
       ┏────────┳────────────────┓
       │ 属性:混沌・中庸 │       HP:13/13        │
       ┗────────┻────────────────┛

       ┏──────┓
       │ ステータス .│
       ┣──────╋──────┓
       │  筋力C   .│  耐久C   .│
       ┣──────╋──────┫
       │  敏捷B   .│  魔力B    │
       ┣──────╋──────┫
       │  幸運E   ..│  宝具A+  │
       ┗──────┻──―───┛

      ┏──────┓
      │ 習得スキル. │
      ┗──────┛

【スキル1】 騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【スキル2】専科百般:B
 数多の経験とたゆまぬ努力で身につけた多彩な技能。 
 戦術、学術、魔術、射的術 医術、詐術、話術、
 その他総数32種類に及ぶ専業スキルについて
 Dクラス以上の習熟度を発揮できる。

【スキル3】 変声:A
 声変わりのスキル。
 自分の声音を変えて使い分けることができる
 このランクであれば相手の声音を真似できる。
 歌唱、変装、演技など、およそ声を用いる行動に有利な補正を得る。

使用可能な声の種類:能登麻美子植田佳奈山本麻里安斎藤千和
          水橋かおり落合祐里香稲村優奈長谷川明子南ことり内田彩



サクラの中の人は次回公開します。
正直この時点で裏切り予想で死に方まで考えてた(笑)