サタスペの「抱きしめる」について考える

とあるサタスペ動画を見ていてちょっと気づいたことがあったので書いてみようと思います。
ぶっちゃけ他人事ではないので。

その気づいたこととは『ロマンス判定』の「抱きしめる・キスをする」の項目
「抱きしめる・キスをする」とは、性業値判定で激を出すか、ロマンスを仕掛けられた際に行うことができるロマンス判定。必要成功度４
判定に成功すれば、相手の場所にワープできるという効果があるのですが
この判定に成功すればの部分が結構卓によって意見が異なるようです。

判定に成功って、『成功度を達成したとき』でしょ？なんで意見が割れるの？
と思うかもしれませんが
サタスペでは、成功度１以上を獲得した時点で基本的に判定は成功の扱いになるのです
これは基本ルールブックの４５Pにもしっかり明記されています。
じゃあ成功度ってなんなのって話ですけど、
成功度とはあくまでどれくらいうまく判定に成功したかを現す数値です。
つまり、ロマンス判定の告白あたりで表現すれば

成功度０…告白すらできなかった。あ、あははー、ごめん、なんでもないよとか言っちゃったようなラブコメでよくあるあの状況になる。
成功度１…告白はできたが、相手の心を掴めなかった。
成功度３…告白できて、相手の心も掴んだ。リア充爆発しろ

といった感じになるわけですね。

では、ここで問題になるのは

「抱きしめる」で成功度１の場合はワープするのかどうか

これは熟練のDDの間でも意見が割れたりします。
なぜならルルブ準拠でいけば「成功度１以上で判定は成功なのでワープする」という裁定になるのですが、「ロマンス判定は成功度になっていなければトリコにできないのだから、ワープも起きない」という裁定になるという二つの意見があるためです。

エラッタでも修正は出ていませんし、KONAMI語解釈なら前者になったりと本当に混乱する事項なのでDD判断になるという結論になると思います。

ちなみに私の場合は、成功度による演出の変化を盛り込んでいきたいので
成功度０…抱きしめることに失敗（避けられたりした）
成功度４未満…抱きしめることに成功したが、相手の心は全く動かなかった
成功度４以上…抱きしめることに成功し、相手を堕とした
といった感じに処理しています。
なのでワープも成功度１以上で成立させています。

正直この辺は完全にDD判断に委ねられるので、動画などで「成功度足りてないからワープしないよ（ﾄﾞﾔｧ」「成功度１でなんでワープしないの？ルルブ読め（ﾄﾞﾔｧ」といったコメントは控え「この卓ではこういう裁定なんだな」と考えるのがよいと思います。